食べる力を育む
おいしく食べることを中心に食育にも力を入れています
- 子どもたちの「食べる力」を育むために、給食を中心にさまざまな取り組みを行っています。野菜を栽培し、料理し、食するという経験を通じて、食べ物や作ってくれる人への感謝の気持ちを育みます。
- 給食
- 給食は、栄養を摂取するだけでなく、食べ物に対する興味関心を育んだり、食べること自体の楽しさを経験したりする場としてとらえます。苦手な食材を無理やり食べさせたり、食べ方や姿勢を過度に注意したりせず、食べたいという意欲を大切にします。
- 調理職員による食育指導
- 調理職員は調理室で調理を行うだけでなく、子どもたちといっしょに給食を食べたり、クッキング(調理実習)を行ったりします。また、栄養素や栄養バランス、行事食の由来などについての食育指導も行います。直接子どもたちと関わりながら専門的な視点で食育を支えています。
- 食材に触る
- 0歳児から食材に触れる機会を作ります。手触りやにおいを直に感じて、食べ物へ興味を引き出します。
・かぼちゃを持ち上げる
・乾物(高野豆腐や乾燥わかめ、寒天など)を水で戻して触り比べる
・キャベツをひたすらむく
・断面の観察、野菜スタンプで遊ぶ、など
野菜の栽培
毎年、園庭で野菜や稲を育てます。水やりなどのお世話や収穫を子どもたちが行います。収穫した野菜やお米は、自分たちで調理したり調理室で調理してもらったりして食します。自分たちで育てたものを食べるという経験を通して、苦手だった食材を食べられるようになったり、食べ物のありがたさを体感したりします。生産者や調理者への感謝の心が育まれると考えます。 - クッキング
- 子どもたち自身が調理の工程に参加したり、下準備を手伝ったりします。育てた野菜をどう料理するかを子どもたちと話し合って決めることもあります。年長児は包丁やピーラーも使います。
乳児・・・とうもろこしやたまねぎの皮むき
幼児・・・カレー作り